ケーススタディ 遠心分離機を用いたペクチン処理

遠心分離機を用いたペクチン処理

イタリアの多国籍企業がRussell Liquid Solid Separator™で生産量を50万ユーロ増加

イタリアの多国籍企業であるSilvateam S.p.A.は、天然植物系エキスを生産しており、イタリアのレンデの新しい工場では、ペクチンの生産を行っています。Silvateamは独自の製造プロセスを採用しています。ペクチンは加水分解を用いて新鮮な柑橘類の皮から抽出されます。得られたマッシュは、プロトペクチン(固液)を皮残残渣から分離するために濾過されます。シロップは、乾燥してブレンドされる前にペクチンを精製する二次濾過プロセスを経ます。

濾過は、Silvateamの生産プロセスにとって非常に重要です。液体を固体から分離することは困難であり、Sivateamは、二次濾過プロセスで使用される既存の篩はペクチンの歩留まりがあまり良くないということを認知していました。そこで、濾過を改善することで、Silvateamは生産収量を増やすことができるようにと、様々な分離技術のレビューを行い、Russell Finexの固液分離機(LSS:液体と固体を分離するために設計された遠心分離機)が一番効果的な解決方法だと確信しました。

柔らかく繊維状のオーバサイズを濾過することができる多目的遠心分離機は、Silvateamの生産プロセスに容易に適応し、最適な動作条件を確立するために、Russellの固液分離機(LSS)は、生産プロセスの異なる段階で様々なメッシュサイズでテストを行いました。

濾過プロセスの最適化は、生産に大きな影響を及ぼしました。Russell Finexの固液分離機(LSS)により、ペクリン製造者が20μ(0.02mm)と同じくらいの液状個体の高容量分離を達成し、無駄になっていた良品の量を大幅に削減しました。

さまざまな業界のお客様に分離装置を供給してきた85年の経験をもつRussell Finexにいつでもご連絡ください。お客様の生産プロセスを改善する方法をご確認ください

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お客様の声

"Russell Finexのサポートは最高でした。最適な運転条件を確立するために、異なるメッシュサイズと異なる場所でセパレーターを運転し、実生産環境でテストしました"

Fulvio Salvo, 製造マネージャー Silvateam
Path 8

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